第2回 母校甲子園出場記念!! 「OTOKO and RUN」  8/9更新

 

甲子園出場を決めたわが母校。
機動力野球を身上として「ヒット エンド ラン」を得意とするわが母校に、
究極のエンドランをヒントしたい。
それは「男エンドラン」。
二死満塁。しかも点差が逼迫して入ればしているほど
その効果を発揮するという代物だ。
敵投手が振りかぶった瞬間、走者は一斉にスタート。
そこで何がなんでもバットに当てて走者を返すというのがヒットエンドランだが、

この伝説の男エンドランはその瞬間、バットという武器を放り投げ、
ホームベースを渾身の大股でまたぎ、
アルプススタンドの応援団長よろしく敵投手の豪速球に対して
正拳突きの連打をおみまいするというものである。
もちろん、豪速球を正拳で打ち落とそうが、
空振りして身体に死球を当てようが、間違いなく救急車ものである。
さらに、インターフェアでチャンスも丸つぶれになることこの上ない。

このような戦術は、実行する三等兵どももサインを出す上官も
屈強な大和魂の持ち主でなければ敢行することはできない。
ベンチが一体とならなければ成功させることのできない、
野球においては究極でしかも最も困難な戦術なのである。
実際、1世紀近い高校野球史上「男エンドラン」を決めたチームは存在しない。
まさに、伝説のエンドランである。

この男エンドランを敢行すればその仕合は惜しいところで負けることは必定。
しかし、負けて潔し! 
そのパフォーマンス!
決死の覚悟!
まさに男としか言いようがない。

実はわが母校は8年前に甲子園に出場した際、優勝した大阪桐蔭にたいして、
男ダイビングキャッチをかました実績を持つのである。
9回裏二死。一点差で勝っているという局面であった。
名誉の敗戦であった。

男エンドランを練習試合などという、セコイところで敢行するのはチキンである。
それは男エンドランではない。
240万秋田國民の視線と期待を一身に受けはじめて成立する。
故郷に妻子を残しながらも男エンドランの指示を出す監督・・・。
故郷のために必死の形相で正拳を繰り出す4番バッター・・・。
ロマンである・・・・・。

なんにせよ、母校の益荒男どもの健闘を祈る・・・。

ミッドナイト長谷川ロンリージャパン

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