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第4回 「バクに食われた昨日の夢」 99/11/9更新
夢の中ではおれは昭和天皇だ。
気分がいいぜ。戦争だってやりたい放題だ。
みんなが俺を尊敬しているのさ。
猫だってそうだ。
猫が寄ってくるのさ。気分がいいぜ。
毎日猫マクラで寝てるのさ。
しかも、毎日毎日とっかえひっかえだ。
気分がいいぜ。尊敬されるっていうのは。
農民なんかはひれふして喜んでるぜ。
特に大喜びなのは広末だ。
広末なんかはつぼ八で飲んでてたまたま隣に座ったんだが、
早稲田は同性愛者の集団で人外魔境のオカマバーだって教えてやったら、
あの女め、
「ああ、それでは私も陛下のそばで従軍慰安婦として大東亜をかけまわり、
5族共和のために鬼畜米英を神風で大車輪キックをお見舞いして地球は回る」
なんていいやがって、大学を中退したもんだから、仕方なく関東軍営業部の
慰安チームのチームリーダーとして雇ってやることにした。
あぁ気分がいいぜ。昭和天皇は。全く気分がいいぜ。
○MCの稲○さんなんかは毎日会いに来るぜ。
会計事務所に新商品のしゃけを導入するつもりらしい。
しゃけなんかやめとけ、しなちくにしろって教えてやったら、
「ああそうですね。これからの自計化の波に乗っていくにはしなちくがウィンウィンですね」
なんて、おいおい泣き出しやがって困ったやつだ。
あぁ気分がいいぜ。
気に食わないのはオブチの野郎だ。
あのやろう、解散総選挙かちょんまげにするかどっちかにしろって言ったら、
少し長めのちょんまげで、おまけにアイパーをかけて来やがった。
あいつはもう終わりだ。あいつは明日真珠湾に直行だ。突然行かせてやるぜ。
これは内緒の話だからなぁ。
ルーズベルトもビックリするだろうぜ。
真珠湾の平和なサンデーに
いきなりちょんまげアイパーオブチだぜ。
連合軍もお手上げだろうさ。
ふん、気分がいいぜ。
たまには気分転換でドライブだ。
愛社のアルトワークスで高速をぶっ飛ばすぜ。
BGMは「コンドルは飛んでいく」だ。
いくつかのインターチェンジを通りすぎてきたけど、
ハイウェイを降りるつもりはないのさ。
ブルースカイと黄色いTシャツにバッテリーはビンビンだぜ。
おっと、気がついたらグァムに着いていたぜ。
おれは昭和天皇だからアルトでグァムもオッケーなのさ。
帰りは面倒だから、大和に迎えに来させよう。
あぁ、全く気分がいいぜ。
日本に帰ったら戦争が負けてたようだ。
まぁいいさ。別に俺のせいじゃない。
東条の野郎が勝手にやったことにすればいい。
俺は関係ないのさ。フン、なんてったって俺は昭和天皇だ。
気分がいいぜ。
戦争も飽きてきた頃だったからちょうどいいのさ。
じゃあ、これからは国民の象徴となってやろうか。
あぁ、かっこいいぜ。俺は象徴だ。象徴ってなんだ?
まぁいいさ。俺は象徴だ。すごいぜ。ビビルぜ。
最近下血がしてきたが気にすることはないのさ。
なんてったって俺は象徴なんだからなぁ。
ふん、気分が全くいいぜ。
なんだ? うるさいなぁ。 ははーん、目覚し時計の音か。
まぁいいさ。鳴らしておけ。
なんてたって気分がいいからなぁ。昭和天皇は。
最高だぜ。
しかし、うるさい目覚ましだ。ぶん投げよう。
おや、なんだかミューキがずいぶん怒ってるぜ。
ははーん、どうやらミューキにぶつかったようだ。
おわっ。叩かれてしまったぜ。
いたいなぁ。まったく。シクシク。
ミッドナイト長谷川ロンリージャパン
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